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OG会 現役支援活動 ~OGから現役生へ楽器寄贈~


2011年7月某日、53期のヴィオラの後輩Uさんから突然の着信アリ。
「先輩!ヴィオラが10年振りに返ってきたのですが、現在は違う楽器を使っていて使用する予定が無いのです。せっかくだから、現役生に使っていただきたいのです。」
一瞬、???でしたが、聞いてみるとこんないきさつでした。
 
53期のUさん、高校のときご自分の楽器を買い換えるので、この楽器を同級生のAさんに貸し出される。
Aさん、引退後も時々演奏したり、楽器のメンテナンスを続ける。
Aさん、近々に御出産予定。出産を期に、ずっと気になっていた借りっ放しのヴィオラを返す決心をする。
Uさん、返却されたが、この先もこの楽器を使用する予定がないので、現役生に使っていただきたいと思いつく。
 
簡単にまとめるとこのような経緯で私のもとに御連絡下さったようです。
しかしUさん、現在のお住まいはなんと京都なのです。
学校へ訪問する日程も限られるので、Uさんが東京へ来られる日に合わせてAさんと3人で伺うことに。
 
音楽班顧問の長谷川先生、鹿倉先生へ御挨拶をし、事のいきさつを御説明すると、快諾いただくことができました。
訪問した鹿倉先生のお計らいで、E112とSoo1の現役生の練習を見学し、部長さんに直接、楽器を手渡すことが出来ました。
このときの模様は、会員の皆様には別途会報にて御連絡いたします。
 
学校楽器の状況について、少しお話をうかがいました。
私たちが現役の頃は、学校の楽器を週末に借りて練習するのが当たり前だったのですが、持ち運べる楽器は、私物購入される生徒さんがだいぶ増えたとのこと。
それでもやはり楽器は高価なものですし、持ち運びが容易にできない楽器は皆さん学校楽器を使っています。
今年、音楽班では、チェロとユーフォニウムを各1台購入されたそうなのですが、新品の楽器を見るなり、「あ、楽器が凹んでない!!」と発言して、納品業者さんを驚かせたそうです。
なるほど、代々受け継がれている楽器を使用している生徒さんは、ツルツルピカピカの楽器を見て、うれしかったのでしょうね。
 
今回の楽器は、新品ピカピカではありませんが、UさんからAさんと音楽班の絆で繋がった楽器。
大切に使われていたので、非常に綺麗で手入れも行き届いていましたし、ケースも新品でした。写真をご覧下さい。
この楽器が現役生の手によって、一生懸命練習されたり、演奏会で奏でられることを想像すると、音楽班の繋がりを感じられて何だかとても嬉しくなりました。
これから長きに渡り、音楽班の絆の証になってくれることを祈ってやみません。

 
  

(文責:52期 赤 伊藤芙紗子)

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